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あるのに集めない、なぜ?(羊)
とつぜんですが、ブランドは、その商品またはブランドの価値を高める情報が消費者の側に蓄積されてある閾値(ティッピング・ポイント)を超えなければ十分成り立ちません(必要条件はもちろん商品それ自体ですが、ここでは扱いません)。「オレオレ」が通用する十分な理由がここにあります。なぜこんなことを持ち出したかと言うと、ほとんどの企業は、商品情報を回収しない、アーカイブしない、再構築(編集)しないからです。驚いたことに。
CRMやOne to Oneが浸透(ただし用語だけ)したおかげで、使いみちはともかく顧客情報をやたら抱え込む企業は増えました。その一方で、たいていの企業が商品情報の集積をためらっていたのは、ネタが無かったからでも、集める手立てがなかったからでもありません。単に費用の問題です。集める費用、保管する費用、配達する費用を「削って当たり前のコスト」と考えていたふしがあります。
情報のデジタル化はDTPの普及とともにぼちぼち手はついていたようですが、グンと加速するのはインターネットに注目するようになってから。すべてbitに換算できるWebサイトは、集積、保管と配送などなどにかかる費用をカウンタブルにしてくれます。実際にかぞえてみると、費用は集積にかかる費用のみ(ではちょっと言い過ぎですが)という、おいしいおまけがついてきたのです。コンテンツのクォリティ・コントロールに少し予算を奮発してもおつりは十分にきます。これはITの大手柄です。
重要なお知らせ
(羊)シリーズは、CMOニューヨーク取材旅行のため当分お休みです。来週はニューヨークからホットでクールな最新情報をお届けします。お楽しみに。
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