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日付 2007/04/11 09:31
 
タイトル ワン・ツー・ワン・アマゾン(羊)
 
カテゴリ
アマゾンはリアル店舗
 

アマゾンがグローサリーの自動補充サービスを開始
この自動補充とは店頭発注の自動化という意味ではありません。消費者に対する新サービス、言ってみればお客の買い物の自動化、ということになります。名称はSubscribe & Save、取り扱い可能商品から選択すると、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月というスパンで補充頻度を選ぶことができます。発送前に通知が来るのでいらない場合はキャンセルできる、支払いは発送した段階、といった仕組みや、配送料無料というおまけもついてます。取り扱い可能商品はグローサリー、つまり加工食品と消耗頻度の高い非食品です。サプリメントやビューティケアの一部の商品も含まれています。
- 鈴木敏仁のRetaikWeb(2007.4.4)

アマゾンは登場したときからOne to One(ワン・ツー・ワン)マーケティングの体現者である。よく言われるように、彼らの能力はとりわけCRM、とくにパーソナライゼーションの分野で抜きん出ているようにみえる。ルディ和子さんに代弁していただこう。

鈴木一郎という人がアマゾンのウェブサイトにアクセスすると、「鈴木一郎さま」と個人名で歓迎されます。そのページには、鈴木一郎が興味のある分野で、最近発刊された書籍が紹介されています。アンケート調査のデータや過去に購買した書籍のタイプを分析して、個々の顧客ごとに興味を推測して、顧客一人ひとりのニーズに応じた情報が提供されるのです。アマゾンはこうした態勢を整えると同時に、興味があると答えた分野で新刊が出ると、電子メールを送って案内するという積極的な応対もしています。
- ルディ和子「全図解 IT顧客戦略まるわかり」

これだけでも相当なのに、そこへ持ってきて自動補充サービス(Subscribe & Save)である。このシステム、おそらくネット販売が登場したころからアメリカのスーパーマーケット業界では言われ続けていながら、意外なことに、今までどの企業も実現するに至っていなかった(鈴木)らしい。

ついでに言えば、昨年くらいからネット販売でレビューとレーティング機能をつける大手小売企業が増えてきているそうだが、これもアマゾンが先鞭をつけた仕組みだ。最初から当たり前のように実現されていたのでそうとは気づかなかったのだが、これ(レビューとレーティング)はアマゾンの創見である。少なくとも、それらの重要性を十分に踏まえた商品情報提供の仕組み、およびウェブ・ページの作りこみにおいて。

レビューはアソシエイト・プログラム(アフィーリエイト)と同様の逆向きの(つまり、読者に参加してもらうことで、逆にその読者に買わせるという)CRMであるし、 レーティングは、購入タイトルがまだ決まっていない読者にとっては、次に何を買えばいいかの最良の予測になっている。そこにはセブン・イレブンの総合店舗システムに通じる、One to One(ワン・ツー・ワン)マーケティングのひとつの到達点がある。マーケティングが進化したのではない。テクノロジー(IT)が進化したのだ。

少なくともネット販売の仕組みという観点からは、やはりアマゾンはどんどん先を行っている印象が強いですね。
- 鈴木(前掲)

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投稿者 CMO
 
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