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日付 2007/06/21 11:12
 
タイトル ヤフーがグーグルに「負けてない」18の理由
 
カテゴリ
ヤフーの考古学
 

(注)とくに断りのない限り、ヤフーまたはYahooとは、米ヤフーのことです。

米Yahoo社のTerry Semel氏[写真]が6月18日(米国時間)に最高経営責任者(CEO)の座を降りた理由についてはさまざまな見方がある。
- WIREDNEWS 2007.06.20 (写真は割愛)

ということで、ヤフーである。見方については、考古学者がよってたかって、これからもっとさまざまな遺跡を発掘してくれるだろうが、いまのところもっともらしいところでは、ディラン・トゥエニーの次のような見方「実のところ、Semel氏が退いた理由は、株主たちが気にする唯一のメーターを十分に上げることができなかった点にある。つまりYahoo社の株価だ」(同)が最有力だ。ただし、ディランはそこからもう一歩踏み込んでいる。

しかも、残念なことに、これはYahoo社の実際の競争力とはほとんど関係がない。Yahoo社について少し調べてみれば、経営は混乱しているが、ファンダメンタルズは強固だとわかるはずだ。
- 同

まったくその通りだと思うのだが、ディランの言い分はこうだ。

実際、Yahoo社の業績が非常によいと考えられる理由は、うんざりするほどたくさんある。
1)『Yahoo』のユーザーは今でも『Google』より多く、各ユーザーがサイトで過ごす時間は『Google』のユーザーの2倍も長い。
2)『Google』が提供するコミュニティー向けのサービスは、見た目は平凡でも実際には内容が格段に豊かな『Yahoo! Groups』と比べると、見劣りがする。ファイナンス、自動車、テレビなど、興味のあるトピックに応じてコンテンツやコミュニティーのサイトを築くこと では、Yahoo社はGoogle社よりもはるかにうまくやっている。
3)『iGoogle』も見た目は魅力的だが、ホームーページのパーソナル化競争への参入が遅かった。Yahoo社はこの分野を『My Yahoo』で10年以上にわたって支配している。しかもYahoo社はその名声の上にあぐらをかいているわけではない。たとえば、My Yahooは、『Google Reader』の登場よりかなり前からRSSニュースリーダーになっている。
- 同(番号は羊)

うんざりするほどはなかったが、この3つだけでも十分説得力がある。カスタマー・ボンディング(顧客接着)の指針から見ても、ヤフーは実にうまくやっている。指針は次のようなものだ。

1)ユーザーにつねに最新情報を提供する
2)満足しているユーザーから紹介を募る
3)新製品(メディア、コンテンツ、ツールなど)の開発や成果について報告する
4)新製品の試用機会を提供する
5)ホームページをしばしば訪れるよう機会をつくる
6)コミュニケーションを緊密に保つ
7)再訪問のための論理的な根拠を示す

これらは、BMW既納客保持プログラムの7つの行動指針をあてはめたものだ。このプラグラムは、グレン・アーバン(MIT教授)の「企業が顧客の信頼あるパートナーとして自己を確立する役に立つ」とする8項目の戦略的要素にもあてはまる。

1)透明性を目指して努力する
2)顧客の立場に立つよう再編する
3)顧客が自分で問題を解決できるよう支援する
4)顧客に作業させる
5)突出した製品とサービスを構築する
6)自分の製品を競争相手の製品と比較する
7)信頼に基づいたサプライチェーンを作り上げる
8)信頼を企業のあらゆる機能を超えたものにする

以上、ざっと数えただけでもヤフーがグーグルに「負けてない」18の項目を挙げることができる。検索アルゴリズムを除けば、ひっかかるのは「透明性」だが、この一点で、どういうわけかグーグルの評判はヤフーをはるかに凌いでいる。ランディもそこのところが腑に落ちないようだ。

さらにGoogle社は、開放的に見える自社イメージ(実際には、人々のあらゆる通信を完全に掌握しているのだが)を効果的に醸成することによって、ジャーナリストから一般ブロガーたちまで、その心をつかむのに成功している。
- 前掲


[関連サイト]

カスタマー・ボンディング(羊)

アドボカシー・マーケティングに失望する(羊)

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投稿者 CMO
 
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