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意外に思うかもしれないが、ニューヨークではOOH(屋外広告)は厳しく制限されている。ビルディングの側壁にビルボードやディスプレイを貼り付けてもかまわないのはタイムズ・スクエアやダウンタウンなどごく一部に限られているし、工事現場のサイドウォークを広告スペースとすることはほとんどが違法となった。それでいてOOHが下火になったわけではない。ソーホーなどの合法地区では、スペースさえあればビルの壁さえ登りつめる。サイドウォークが締め出された街路にはバス停やフォン・ボックスなどの公共施設メディアが増殖している。NY市と広告代理店と広告主の利害が見事に一致しているからだ。
タイムズ・スクエア(ヤフー、ターゲットなど)

イースト・ビレッジのビルボード(グランド・セフト・オートⅣ)
 この場所にはかつてキース・へリングの壁画(Houston Street and Bowery mural:下)が佇立していた。上の写真はその複製(黄色の部分)。80年代ポップアートのチャンピオンは、今、カルト・ゲームの主人公たちにその座を譲ろうとしている。

ソーホーのサイドウォーク
 サイドウォーク広告(SBUR)は原則違法だが落書きとゲリラ・ポスターは相変わらず盛況。
ファッション・ディストリクトの壁面広告(ESPNラジオ)

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