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ブログ記事詳細
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日付
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2008/08/07 13:49 |
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タイトル
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企業ブログは燃えているか(羊)
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カテゴリ
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Web 2.0
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何がきっかけかよくわからないのだが、「企業ブログ」という呼称が、ここにきて一部で注目を集めているようだ。グーグルの新サービスGoogle Insightsでの検索結果が下図。
 「企業ブログ」の検索ボリューム推移(1週間ごと)。最終プロットは8月3日。
とはいえ、何をもって「企業ブログ」と呼ぶのか、検索する人が「企業ブログ」にどんなイメージを持って検索しているのか、はっきりしたことはわからない。日経さんの記事でも
シックス・アパート社についての詳しい情報は、企業ブログ( www.sixapart.jp )をご覧ください。 - 日経プレスリリース(2008/07/22)
という使い方をしていて、これだと「ブログ」は特殊な形をした「ホームページ」のようだ。ホームページ作成システム(CMS)としてブログを使っているというぐらいの意味だろうか。だいたい、「ブログ」からして用語の使い方があいまいだ。「企業ブログ」がブレークしたのは2005年から2006年にかけてだが、そのころでもけっこうあいまいだったらしい。たとえば、小林啓倫さんの「企業での活用が進むブログやSNS 」(ZDNet 2006.07.21)でこんな記述がみつかる。
日本でもすっかり市民権を得た感があるブログやSNSですが、個人だけでなく、企業が活用する「コーポレートブログ/SNS」も増えています。それにはどんな背景があるのでしょうか。 そもそもブログやSNSとは何なのでしょうか。本題に入る前に、簡単に確認しておきましょう。 - 同
ということで以下、ブログおよびSNSについて的確な解説がつづく。ブログとは結局「ウェブ上で日記が書けるサービス」のことであるが、次第に「単なるウェブ日記と異なる」ブログならではの機能が注目されるようになり、日記以外の用途にも使われるようになった、ということらしい。「長い前置きでしたが、いよいよ本題です。ブログとSNSがビジネスで注目される理由とは何でしょうか? 各社の思惑は様々ですが、ここでは大きな理由を3つ取り上げたいと思います」(小林)ということで、その3つとは次の通りである。
1) CMSとしての利用 2) インターネット上での存在感アップ 3) 消費者との深いコミュニケーション
CMSはコンテンツマネジメントシステム(Contents Management System)の略でウェブサイトのコンテンツ管理を支援するシステムのことを指す。小林さんの解説によれば
ブログはHTMLやCSSといったプログラミング言語の知識がなくても、テキストを入力するだけで簡単にウェブページを作ることができるので、CMSの一種と捉えられています。通常、ホームページを更新する場合には専門のプログラマーに作業をお願いしなければなりません。しかし、それではプログラマーの作業という余計な手間とコスト、時間がかかってしまいます。そこでブログを使えば、情報発信したいと思った瞬間に、誰でも、いつでもホームページの更新が可能になります。しかもブログは従来のCMSに比べて非常に安く、簡単に導入することができます。何よりも迅速な行動が求められる時代、企業がブログによる情報発信に注目するのは 当然と言えるでしょう。 - なぜビジネスで注目されるのか?
まったく同じ商品情報を発信するのに、従来の作り方に比べて費用が(劇的に)安くなれば、これほどうれしいことはない。どの企業もブログに乗り換えるのは時間の問題だ、と思ったとしても不思議ではない。しかし、そうはならなかった。小林さんの記事が出る半年も前に、すでに(企業のブログ利用が進まない)兆候が表れていた。
日本では「個人の日記」という印象が強かったブログだが、今では多くの企業がビジネスのために活用している。PRや販促に利用して成功する例がある一方で、多くの企業ブログが、たいして人が訪れない、話題にならない、運営が続けられないという事態に直面している。 - ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング(出版社/著者からの内容紹介)
この本の発行日は2005年12月28日だ。どれどけ多くの企業が活用し、どんな成功事例があったのか確かめてみたいところだが、それはさておき、小林さんが記事を書いた2006年前半にはすでに、企業のブログ活用についてはいろいろな試みがなされており、そのほとんどはうまくいっていない、ということがわかる。うまくいかないというのは、羊のマーケティングでは、商品情報がユーザーに届かないという意味である。届いても理解できない(効果がない)という見方もできるがここでは採らない。
普通のウェブサイトにくらべてブログは情報が届きにくいなんて、そんなことがあるのだろうか。今年の4月にシックス・アパートが発表した企業ブログに関する調査結果によると
ブログを運営する企業に対して、インターネット利用者の51%が「親しみやすい」印象があると回答し、 「オープン」(44.8%)、「情報発信に積極的」(39.7%)と肯定的な評価をしている。こうした企業ブログを「見たことはない」とする人は 19.0%で、2006年9月に行った前回調査の26.1%から減少した。 - 日経ネットマーケティング 2008.04.21
ということで、この2年で企業ブログは増加しているようだが、減少しているようだ。評価についてはなんとも言い難い。調査結果(数字)のどこを押せば「肯定的な評価」が出てくるのか、シックス・アパートに聞いてみたいところだ。
そもそも問いのたて方が違うのだ。企業ブログの評価を聞くのではなく、企業のウェブサイトの評価を聞くべきなのだ。「多くの企業ブログ」ではなく「多くの企業サイト」が「たいして人が訪れない、話題にならない」事態に直面しているのはなぜか、と問うべきなのだ。
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