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日付 2009/02/26 13:08
 
タイトル 「G空間」をいじってみる。
 
カテゴリ
IT 情報通信技術
 

「人とマシンの協働を支える4次元情報:GISからの新しい提案」というセミナーを受講した。講師は柴崎亮介(教授、東京大学空間情報科学研究センター)で、幕間のスクリーンにはWBS2月23日放映の「進化する位置情報サービス」が流れていた。


次々と新しいサービスが登場するIT業界で、次なる成長市場と期待されていますのが、現実とネットの仮想世界を組み合わせたというG空間と呼ばれるものです - ワールドビジネスサテライト(2009.02.23)

ということでとりあえず、「G空間」とは何か、と検索かけてみると、

「地理空間情報サービス産業の将来ビジョン」及び「G空間プロジェクト ...
2008年7月3日 ... 経済産業省では、地理情報や位置情報などの地理空間情報を活用したサービス産業の創出のため、その現状と課題 ... 今般、その報告書をとりまとめ、併せて政策パッケージ「G空間プロジェクト」を策定しましたので公表いたします。 ...

「G空間」サービスとオープンデータの行方 | WIRED VISION
2009年2月10日 ... その上に添えられた「進化した地図・位置取得技術が創り出す」という文句をあわせれば、「G空間」の G がエルンスト・グレフェンベルグの G でなく geoinformatics(地理情報学)など地理関係の単語の最初に付く geo- に由来するらしい ...

ワイアード・ビジョンのyomoyomo氏も「G空間」はWBSが初耳だったらしいが、経産省はやる気マンマンだ。これには、2007年5月の「地理空間情報活用基本法」成立が大きく関わっている、地図といえば国土地理院(国交省)だがイメージとしては静的2次元データ(印刷された2万5千分の1地図)、経産省が噛むとさすがにダイナミックレンジが広がる、というような話を枕に柴崎さんの授業が始まった。ちなみに、柴崎講義お題のGISはGeographic Information Systemなのだが、国土地理院のホームページはGSI(Geographical Survey Institute)なのは皮肉か? 閑話休題。

柴崎さんの講義を要約すると、>2010年中頃には衛星の数が現行の31機(GPS)から約120機へ大幅に増える >位置情報の精度、利用可能性が飛躍的に改善される >ITS(高度道路情報システム)をはじめとして「実空間情報」を利用する新しいサービス、システムの登場が期待される >たとえば「リアルタイム測位+電子地図」複合利用、ということだろうか。

地図情報は建物内部の情報も加わって2次元(X,Y)から3次元(X,Y,Z)となり、そこにリアルタイム測位などの時間情報が加わって4次元G空間(X,Y,Z,T)が形成される。この空間に、監視カメラ、交通情報(ITS)や天候情報(AMEDAS)、LBS(位置・時間に基づく情報サービス)などのサービス情報がどっと流れ込んでくる。電子政府・自治体のサービス(たとえば、災害情報や環境情報)もこれに加わる。これらの情報をリアルタイムで取り出すことで、いま自分はどこにいるのか?今どこで何が起きているのか? がわかる。それがわかれば、次になにをすればよいかはもっと予測しやすくなるはず、と柴崎さんは主張する。

参考文献:


地理空間情報活用推進基本法入門―NSDI法と関連動向の解説
東京大学空間情報科学研究センター寄付研究部門「空間情報社会研究イニシアティブ」 (著), 柴崎 亮介



特集 「G空間」サービスの胎動(日経コミュニケーション2009年1月15日号)



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投稿者 CMO
 
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