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大不況のマーケティング 不況の波は安売りで乗り切れ ピンチはチャンスでもある 黄色で乗り切る大不況 「行動ターゲティング広告」で乗り切れ大不況 不安な時代のマーケティング
今回で6回目である。「高額商品が売れない」「耐久財が売れない」といわれる大不況である。「巣ごもり」「気分転換」「開き直り」(ルディ和子)といったウチムキな単語が消費のキーワードになる。それでは、高額商品や耐久財は本当に売れないのかというと、実は、そんなことはないのである。家電製品に例をとろう。まずは、次のニュース
ホットストック:家電量販店株が逆行高、省エネ家電の普及促進策に期待感 [東京 8日 ロイター] ヤマダ電機(9831.T: 株価, ニュース, レポート)、ケーズホールディングス(8282.T: 株価, ニュース, レポート)、コジマ(7513.T: 株価, ニュース, レポート)などの家電量販店株が逆行高となっている。日本経済新聞は8日付の朝刊で、政府、与党が省エネ家電の普及を促す新制度を導入する方針を固めたと報じた。家電量販店各社にメリットが大きいとの見方から買い注文が集まっている。 - REUTERS
先行き不安からくる「漠然と不安でウツな気分」の下では、選択消費(=生きていく上で必ずしも必要不可欠ではなく、個々人の趣味嗜好によって選択される商品・サービス)は「なんとなく」控えてみようか、というのが普通の消費者の感覚である。「なんとなく」であるから、強力な「理由」があれば「買ってもいいか」となるのである。「購買を正当化」して消費者に「安心感」を与えれば良いわけである。消費者は不況だからと言って「快適な生活」をあきらめたわけではない。
「販売価格の5%分をエコ・アクション・ポイント(EAP)として国の負担で消費者に還元」(NIKKEI NET)するという国の施策は、不況化でも「快適な生活」に投資する十分に正当な理由を与える。何しろ、地球温暖化を食い止める「省エネ」である。錦の御旗にもってこいである。しかも、購買価格(イニシャル・コスト)だけでなく、電気代(ランニング・コスト)も節約できるのである。これに便乗しない手はない。早速コジマは「省エネルギー型の家電製品を買うと、購入額の5%分をポイント還元する」(NIKKEI NET)キャンペーンを打ち出した。
羊も考えてみた。せっかくのチャンスなので単なる省エネ家電の値下げだけでは面白くない。ここはひとつ、賢い消費者にもう1ランク上の「より快適な生活」に投資していただこう。というわけで、セール・タイトルは「Change. Yes, We Can.」
エアコンを大きなのに買い替えて省エネできる? Yes, We Can. TVを大きなのに買い替えて省エネできる? Yes, We Can. 冷蔵庫を大きなのに買い替えて省エネできる? Yes, We Can. 洗濯機を大きなのに買い替えて省エネできる? Yes, We Can.
 省エネ性能カタログ2008年冬版(ECCJ省エネルギー・センター)
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