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ブログ記事詳細
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日付
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2009/04/30 11:55 |
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タイトル
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デコイにされるナショナル・ブランド(羊)
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カテゴリ
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大不況のマーケティング
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大不況のマーケティング、8回目はPB(プライベート・ブランド)である。PBについては前回、セブン&アイの事例に架けてちらっと紹介した。セブン&アイのPB「セブンプレミアム」の売価は、ザプライス(ディスカウント店)でもイトーヨーカ堂と同じであり、ナショナルブランド品の売価引き下げによって「安さ」を訴求している、という話であった。この手法は今後ますます広がっていきそうだ。
小売業のプライベートブランド(PB=自主企画)の市場が急拡大している。日本経済新聞社が主要小売り15社・団体に実施したPB戦略調査によると、2009年度の数値目標を明示した7社だけで前年度比35%増の1兆5680億円に達する見通し。消費者の低価格志向に対応し、セブン&アイ・ホールディングス、ユニーなど10社が値下げを検討していることも分かった。小売り各社はPB拡大に併せメーカー品の削減や値下げも検討しており、食品・日用品業界 などへの再編圧力になりそうだ。調査はイオン、セブン&アイ、ユニーなど大手小売り15社・団体が回答した。PB市場は消費者の低価格志向を背景に今後2年以内に食料品、日用品全体の 約5%を占める2兆円規模になるとみられていた。7社で約1兆6000億円に達する今回の調査から推計すると、09年度で2兆円を大きく上回るのは確実 で、拡大ピッチは加速している。 - PB商品販売35%増 主要小売り09年度計画、日経調査(NIKKEI NET 2009.04.23)
単なる「安売り」でいいなら、ナショナル・ブランドを一斉値下げすればすむことである。なぜそうしないのか。それだけではメーカーも小売店も儲けには程遠いからである。
そこでPBの出番となる。PBは「一定の品質を、適正な価格で」販売するために作られたブランドなのである。一定の品質とは、ユーザーが「この品質でこの価格なら買い」と納得する品質のことであり、適正価格とは、小売店が「安く売っても利益が出る」ような価格のことである。ユニクロを思い浮かべればわかりやすい。ここでは、唐津教授おっしゃるところの「適合の品質」が「設計の品質」とイコールになっている。
それでは、なぜ小売店はPBだけにしないのか。簡単にいうと、PBだけでは集客できないからである。もともと安いものを「安いよ」と言っても迫力がないのである。それがセブン&アイが「ナショナルブランド品の売価引き下げによって「安さ」を訴求している」理由である。アメリカでも事情は似たようなもので、大手スーパーのターゲットはPBのプロモーション用に開店した「ポップアップ・ストア」の集客に、コンバースを紛れ込ませている。
 ターゲットが昨秋、NYマンハッタン4か所に4日間だけ開いた「ポップアップ・ストア」(写真はNY Times)。もうすぐシカゴにも開店予定。
しかし、これではデコイにされるナショナル・ブランドはたまらん。生き残る道はあるのだろうか。羊が思いつくのは4つだ。最高の品質を最低の価格で実現するか、他にないものを作るか、PBの製造小売りになるか、PBの供給元になるか。ASUSやAPPLEやユニクロやバイ・デザインみたいな?
大不況のマーケティング:過去の記事 不況の波は安売りで乗り切れ ピンチはチャンスでもある 黄色で乗り切る大不況 「行動ターゲティング広告」で乗り切れ大不況 不安な時代のマーケティング 大不況でも Yes, We Can. 「100年に一度」に立ち向かう
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