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前回のレポートはニューヨークからで、不動産屋と広告代理店が手を結んで格安広告スペース(プアマンズ・ビルボード)を提供し始めた、というNYTのニュースを報告した。これは広告スペースが一等地のストアフロントだったからニュースになったわけで、建物全体を広告媒体にすること自体は以前からあった。借り手のいない家主と広告費の価格破壊に苦しむ広告代理店、不景気のあおりをまともに食らう2業者が手を携え、この傾向は今後ますます広がっていくだろう。
手を組むといえば、広告費を少しでもけちりたいクライアントにとっても相乗り広告は魅力だ。この手法は不景気が始まる以前からあって、ビルディングにもよるがストラクチャをうまく活用した傑作も数多い。たとえば、駐車場まではみ出したこんな例
 ペンキ屋と保険屋が手を組んだオハイオ州コロンバスのビルディング広告(photo on BredStop)。けっこうな手間と費用がかかっていることは、広告代理店TM Advertisingのサイトのメーキング・ビデオをみればわかる。
ところで、上の例はほんの2年前だが、まだまだアナログの時代だった。今はOOHにもDが付いて、屋外広告にもデジタルの波(デジタル・サイネージ)が押し寄せている。となれば、こんな発想が生まれてくるのは当然の成り行き
 建物全体をディスプレイにしてしまおうという発想(Media Architecture)が最近出てきていますが、今回はイスラエルと日本のコラボレーションによる、画期的なデジタルブリックウォール (Digital Brick Wall) 「SmartBricks」です。イスラエルMagink社の反射型ディスプレイ技術により、建築物の内壁と外壁の色と質感をデジタルに変えることができます。 - 世界初、デジタルブリックウォールで建物の壁全体がサイネージに(デジタルサイネージ総研 2009.05.14)
さて、どうなるのだろうか?
Building buildings, walls, bars, tables etc with screen like technology is going to be big in 2010. - What are Your Walls Worth? (DailyDOOH 2009.05.14)
[20:56追記]
リンクはろうと企業HPを探したが、COOP'S PAINTSはみつからなかった。NATIONWIDEのLIFE COMES AT YOU FAST.キャンペーンのために、広告代理店がでっちあげたブランドのようだ。そういえば、缶のデザインはCSIでみかけたような?
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