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日付 2009/09/14 15:55
 
タイトル ユーチューブをクチコミする(羊)
 
カテゴリ
インターネットCMの短い歴史
 

インターネットCMの短い歴史(羊):その15

ビデオによる商品情報の伝達は高効率であり高い効果が期待できる。そのビデオ(CMを含む)がユーチューブで広まれば、それはそれで結構なことだ。そういうわけで、コントロールは難しいが、ユーチューブと折り合いをつけようとする企業が増え始めた。という話を前回した。

ところで、ユーチューブは動画共有サイトであって、コメントは寄せられるもののそれ自身が発言することはない。「このビデオを見てくれ」というメッセージは、別のメディアが担っているのである。今では「シェア」と呼ばれているが、つまり「クチコミ」で広まるのである。

この「クチコミ」を担当するメディアといえば、ネットではまずブログがあげられる。ブログが普及し始めたのは2002年ごろであるが、当時からブログの持つ「クチコミ」パワーはマーケティング業界の注目を集めていた。ユーチューブが登場するとビデオをクリップする機能が追加される。面白いビデオがユーチューブに投稿される→それを見た人がブログに貼り付ける→それを見た人がユーチューブに見に来る→それを、というような正のフィードバックがブログ=ユーチューブ間で形成されていく。

ところが、ここにきてメディアに変動があったという。「ネット上のバイラルメディアの主役が,ブログからツイッター(Twitter)に代わろうとしている」とメディア・パブさん。

バイラルビデオのマーケティングサイトであるViral Video Chartでは,各ビデオのバイラル度(クチコミの頻度のことらしい - 羊註)を、これまではビデオを取り上げたブログ記事の投稿件数だけでランキングしていた。(略)でも今年の夏あたりから急に変わってきた。ネットバイラルの世界でもTwitterが影響力を発揮し始めたのだ。そこでバイラル度の計数でTwitter投稿数(つぶやき数)も加えることになった。
- ネット・クチコミの担い手,主役がブログからツイッターへ(メディア・パブ 2009.09.14)


最近7日間のTOP10(Top 20 Viral Videos on VIRAL VIDEO CHART 2009.09.13)

この並びをみると、(今日現在では)ウィンドウズ7のテレビCMが5位と健闘している。ウィンドウズはユーチューブに専門チャンネルを持っており、「折り合い」はついているようだ。


Good News(ウィンドウズ7 コマーシャル)

トップ10の内訳は、MTV2点(1点削除)、ニュース2点、ライブコンサート4点、CM1点、プレゼンテーション1点。このうち、コンテンツをプロが作ったと思われるビデオはCM、プレゼン、ニュース1の3点(投稿者は問わない)。コンテンツの制作に関してだけ言えば、プロ:アマ=3:7。

連載:インターネットCMの短い歴史(羊):
リッチメディアの新展開
ユーチューブと折り合いをつける
Let-it-go(ほっとけ)メディアの出現
服従するニワトリ
2004年のキーワード
Flashビデオ、2004年のゲームチェンジャー
アップル、アマゾン、クロスメディア
リッチメディア広告の現代的諸相・海外編
リッチメディア広告の現代的諸相
クロスメディア
広告量の減少とインパクトを求める傾向
双方向テレビ
ブロードバンドコンテンツ
インターネットCMの夜明け前
インターネットCMの短い歴史(序)


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投稿者 CMO
 
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