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日付 2010/07/12 14:19
 
タイトル AR(拡張現実)のリアルな効用
 
カテゴリ
IT 情報通信技術
 

「日経ネットマーケティング」 は、本誌2010年7月号(6月25日発行号)からの誌面リニューアルに伴い、2010年下半期におけるネットマーケティング分野の7大トレンドを積極的に取り上げていくと発表した。これらのトレンドは、先進企業のネットマーケティング事例、有力ネットメディアの動向に関する取材活動や、独自の調査データにより明らかになったもの(日経BP社ニュースリリース)だという。

リリースを見た限りでは、マーケティングというよりメディアやプロダクツの話題が中心になっているようだが、業界動向をざっと知る上で便利なので、とりあえず項目のみ全部あげてみる。

【2010年下半期に訪れるネットマーケティング分野の7大トレンド】

●1● 広がるスマートフォン市場 大手SNSの対応で広告市場が急拡大も
●2● ソーシャルメディア競争は新次元へ Twitter1000万ユーザー、mixi新オープン戦略に注目
●3● “Twitterの次”への期待高まる 注目ツールはiPad、Ustream、AR…
●4● ヤフーとグーグルが全面対決へ 伏兵も台頭し検索エンジンは混戦模様?
●5●大手ECモールの海外進出は続く 中小ECの商機にも
●6●アクセス解析は企業のビジネスの中核に 大手ITベンダーの進出が続く
●7●確度の高い見込み客を見いだすリードナーチャリングが進化 中小にも広がるか

さらに、同誌では「検索順位に一喜一憂するような“検索エンジン依存症”から一歩抜け出して、“人口”を増やし続けるソーシャルメディア上に拠点を築くことを提唱」するとして、リニューアル号となる7月号の特集1のテーマに「脱・検索エンジン」をあげている。

「脱・検索エンジン」は2006年以来、羊の主要テーマ(初出は「顧客にサービスするな・改訂版」2006.01.22)でもあるのだが、その解が「ソーシャルメディア」にあるわけではないことは、何度も言及している。

ソーシャルメディアをクチコミだけに限ってしまえば、それは確かに強力な(というより、最強の)マーケティング・メディアになりうる。ただしそれは、Let it go(A.ラフリー)つまり企業がコントロールできないメディアなのである。情報をコントロールできないということは、成果もノーコントロールだ。ゼロと無限大の間でどんな値にもなりうるし、マイナス(悪評)が付くことだってある。Twitterにしても、「検索エンジンに頼らない顧客確保の方法」の一つとしてニールセンがあげた「ニュースレター」にとって替われるかというと、「そうでもない」というのが羊の感想だ。

それよりも、羊が期待するのはAR=Augmented Reality(拡張現実)だ。この技術は、スマートフォンとの組み合わせで、マーケティング・メディアを文字通り「拡張」できるからだ。しかも、GPSデータを取得できる環境では、検索エンジンよりもさらに強力で的確な「検索」が行える。今のとこ、たとえばこんな事例

南軽井沢の路上。スマートフォンを取り出してアプリを起動後、カメラをかざしてぐるりと360度見回すと、ディスプレーの風景に重なって駐車場を示すアイコンが表示された。カメラを向けた500メートル先にある駐車場は混雑しているが、その近くに空きのある駐車場があるようだ。念のために、ディスプレー上 のアイコンをクリックするとスマートフォンの画面は地図に切り替わり、現在地から駐車場までの道のりを表示する。駐車場の方向をもう一度確認したあと、車を発進させた(「人間の『限界』をデジタル技術で拡張 モバイルAR」日本経済新聞 2010.06.28) ※登録要=羊注



「拡張現実アプリ「Layar(レイヤー)」のコンテンツ「『今から』停められる駐車場検索サービス」では、iPhoneおよびAndroid携帯で 「Layar(レイヤー)」を起動し、GPS機能と電子コンパス機能から取得した位置情報を元に、携帯電話の位置と向けた方向を読み取り、端末の画面に表 示される現実の映像上に「三井のリパーク」の駐車場名称や所在地情報、現在地から駐車場までの距離、駐車場の満車・空車情報などを表示します(写真上)。また、表示された駐車場情報をタップすることで駐車場までのルート案内も利用することができ、WEBページで更に詳細な駐車料金などの時間貸駐車場情報も 確認することが可能です(写真下)=三井のリパーク


平和記念公園周辺でスマートフォン(Android携帯、iPhone3GS)を風景にかざすと自分の周りにある飲食店や観光スポット、46の記念碑が画 面に重ね合わせて表示され、周囲にどんなスポットがあるかを直感的に把握できるサービスです。さらに、かざした映像の上に重ねて表示された各種情報をタッチするとお店の詳細情報やモニュメントの情報を表示したり、直接電話をかけたり、詳細地図を表 示させることができます=広島P2ウォーカー



ネクストは3月4日より、同社が運営する住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME'S」の不動産情報を2つのiPhone向け拡張現実(AR)アプリ ケーションに提供したと発表した。これにより、頓智・(トンチドット)が開発する「セカイカメラ」(写真上)とオランダのLayar B.V.が開発する「Layar」(写真下)で、HOME'Sの不動産情報を閲覧できる=CNET JAPAN

[関連サイト]
「G空間」をいじってみる。


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投稿者 CMO
 
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