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人と動物の共生に向けて「IAHAIO2007東京」
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ペットコミュニケーションズ(株)

カテゴリー: その他 2006/04/22

メリアママさん、ありがとうございます。

また、連絡遅れてすみませんでした。

今回はマイクロチップに関することを書き込んでみます。

10年以上前になると思いますが、マイクロチップが日本に導入されることが検討され始めた頃、厚生労働省(当時は厚生省)内部でも、愛犬の登録時の固体識別のツールとしての導入がかなり現実味のあるものとして検討されていました。

しばらくの間、中央行政・地方行政、そして獣医師会で、いろいろな議論が展開されましたが、関係する人々の様々な思惑が交錯し、結果的には、鑑札代わりとしてのマイクロチップ挿入は見送られました。

当時から、私はマイクロチップ挿入に関しては、賛成論者でした。

動物福祉の面からは、

ペットの固体識別による飼い主責任の明確化(飼育放棄の抑制)

災害時など、迷子になったときの身元情報となる

このことは、近年法制化された特定外来種飼育に関する届け時のマイクロチップ挿入の義務化で、ようやくスタートをきりはじめました。

その他のペットへの義務化も進んでくれればいいのですが。

(特定外来種に関することや在来種や野生動物の保護と管理、また、自然と人と動物の共生については別の機会にゆっくり意見交換しましょう。)

迷子時の対応としては、静岡県や福岡県、東京都では、動物愛護管理センターに読み取り機が普及しています。(まだまだ、公的機関での普及は十分ではありませんが、私が所属する社団法人日本動物病院福祉協会の認定病院では読み取り機の設置は義務化されていますし、大阪市獣医師会の3分の1の会員病院でも設置されています。皆さんの主治医の先生に一度問い合わせてみてください)

また、狂犬病予防という公衆衛生の面からは、

実質飼育頭数の把握への第一歩

接種率50%前後と言われている狂犬病予防注射の接種率向上

などに寄与すると思われます。

狂犬病予防注射に関しては、40数年間、日本では発生していないので、必要ないと考えている関係者が存在しているのも事実です。

そして、狂犬病の予防注射を接種しないことが正しいと錯覚している飼い主さんが存在しています。

確かに、犬だけに負担をかける予防注射を止めて、検疫の強化や狂犬病発生時の対応強化をするのがいいという意見にも一理あります。

しかし、現状の法律上では、万が一、狂犬病がわが国で発生した場合、狂犬病予防注射を接種していない犬は、外出禁止などいろいろな規制を受けます。(飼い主さんも、一度、狂犬病予防法について勉強してみてください)

私は、社会のルールを守る飼い主が、家族の一員として、ともに暮らす愛犬を今のようなあいまいな鑑札による管理ではなく、マイクロチップなどで確実に固体識別をして管理し、住民票に登録してもらえたらなあと夢見ています。(もちろん、犬だけでなく、猫やウサギなど、伴侶動物に適した動物すべてについてです。)

 

 

| 投稿者: Dr.Hosoido コメント (2) | リンク (0) |

カテゴリー: その他 2006/04/20

本日は関西テレビ「スーパーニュースアンカー:ペットブームの光と影」の録画撮りがありました。

ネオ・ベッツVRセンターが昨秋に開院して以降、マスコミの取材申し込みがたくさんあります。

VR開院当初は、現場が混乱するので、極力お断りしていましたが、今年に入ってからは、現場も少し落ち着いてきたので、我々の理念を正確に伝えてくれそうな場合にはお受けするようにしています。

今回も担当のディレクターの方が非常に熱心だったので取材を受けることにしました。

たまにとても「傲慢な人」や「軽いのりの人」もいます。

いかにもテレビで取り上げてやるのだから今すぐにでも取材させろとか撮影させろというような雰囲気で電話してくる人やいかにもペットブームをおもしろおかしく放映しようとするような企画をおしつけてくるような人もいます。

確かにマスコミの影響力というものは非常に大きいと思います。

我々獣医師をはじめ動物医療に携わるものは、一般のサービス業と異なり、広告の制限を受けています。

法律上、経歴・技能・療法などの広告制限があります。

獣医師の中には、これらの法律を破って、「狂犬病予防注射を安価で行ないます」などと新聞の折込などで広告をして、堂々と勧誘診療比較広告をして、来院促進を促している人もいます。

基本的には、獣医師など国家認定を受け、職域を守られている職につく人は、公人として、守らなければならない事がいくつかあります。

特に、獣医療に関連する法律を遵守するのは当然のことであります。

また、広告ではなく、公告や広報として、人と動物の健康に関することを一般の国民に啓発することも重要な役割です。

「広告と公告・広報」の違いについて、一度皆さんも考えてください。

この広告・広報の仕事に大きく関与しているのがマスコミであります。

新聞や雑誌などの取材の場合は、活字となった原稿を事前に見せていただけるので、比較的気楽に取材を受けることができますが、テレビの場合、なかなかこちらが伝えたいということを伝えにくいし、担当者によって、撮影や放映の方法が異なり、かなり、真意を伝えるのは難しいと思います。

しかし、基本的にはプロの方が行なう仕事ですので、撮影後にとやかく口を挟むことはしませんが、事前打ち合わせで、真面目に動物医療の現状を勉強してくれる人が担当者の場合は、安心して放送を見ることが出来ます。

やはり、どこの世界にも真面目に仕事に取り組む人といい加減に仕事をこなす人があるようです。

今回は真面目な人と出会えてよかったです。

 

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カテゴリー: その他 2006/04/16

月曜日は母校での狂犬病の予防注射でしたが、その後、先週は会議漬けでした。

火曜日は私が所属する全日本獣医師協同組合(JVC)の監修校であるペピイ動物看護専門学校が、今年からはじめる子犬のしつけに関するカリキュラム・実習内容についての会議があり、木曜日は、東京で先日少し紹介したJAPDTの理事会がありました。

ここ数年、動物、特に犬と猫の行動に関する研究やしつけについての関心が増しています。

しかし、動物病院関係者や飼い主さんの中で、十分に整理されないまま「しつけ教室」「パピイパーティー」「パピイクラス」などという言葉が使われています。

子犬の時期や問題行動を起こしていない犬や猫に対する「教育」

問題行動を起こしている犬や猫に対する「矯正・更生」

の区別を、明確に、飼い主さんが理解することが重要であります。

もちろん、飼い主さんが、犬の行動が「正常行動なのか?」「問題行動なのか?」、また、「矯正可能な行動なのか?」の情報を正確に得ることが必須ですが。

人間の場合、乳幼児や児童に対して、両親や祖父母ばかりでなく、保育士や幼稚園の先生、小学校の先生が、適正なる社会化やいろいろなことを教えます。

また、青少年少女が不幸にも犯罪を犯すなど問題行動を起こした場合、更生施設によって、更生プログラムに則った教育を受けます。

犬が「家族の一員」「社会の一員」と社会から明確に認知されるためには、家庭での教育(飼い主の責任)や「犬の保育園」のような施設での教育も重要になってきています。

とにかく、犬や猫と暮らす限り、自分の愛犬や愛猫の犬種・猫種特有の特性や特徴(行動パターンなど)は少なくとも勉強する必要はあると思われます。

家族構成と適正飼育動物については、またの機会に紹介します。

金曜日の昼間は、大阪市獣医師会の狂犬病予防集合注射業務に関する日直で、夜はネオ・ベッツの会議でした。

幸い、今年は狂犬病予防注射による大きな事故は起こっていません。毎年、25000~28000頭の犬に屋外接種を実施していますが、数頭のワンちゃんが体調を崩します(最悪の場合、死にいたることがあります)。

病院内における狂犬病予防注射では、ほとんど副作用がでないことを考慮すると、やはり、屋外という(多頭数の犬との出会いなど)環境による悪影響が出ているように思います。(可能であれば、獣医師会会員病院で接種してください)

ネオ・ベッツの会議では、開院して半年を越えたVRセンターの今後の設備の充実、堺の夜間救急動物病院の建物の老朽化に伴う立替などについて、話し合いました。

そして、土曜日は獣医師会の役員会があり、狂犬病予防のことばかりでなく、講習会・研修会の予定や秋の動物愛護フェスティバルなどについて話し合いました。

 

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カテゴリー: その他 2006/04/13

本日は久しぶりに東京に来ました。

3月は、ロンドン6日・東京6日・筑波3日の他、福岡・愛知県の犬山など半分以上大阪から離れ、バタバタいていまいたが、今月、初めての東京出張でした。

さすがに3月に来た頃には満開であった桜は散っていましたが、「ハチ公」の愛らしさにホッとしながら、多くの若者が闊歩する姿や多くの人々の表情から本当に東京は活気のある町だなあと再認識しました。

私は、東京にきたとき、帰阪に際し、できるだけレインボーブリッジ経由で羽田→伊丹(ANAが好きです)に帰るようにしています。(本当は新幹線のほうが便利で楽なのかもしれませんが)

レイボーブリッジから見る景色は、本当にすばらしい都市の象徴だと思います。

昼と夜、晴れの日と雨の日でぜんぜん雰囲気は変わりますが。

そして、いつもその景色から元気をもらい、「大阪に帰って、もっと頑張ろう!!」と気持ちが奮い立ちます。

私は、基本的には、東京のような大都会より大阪・博多・札幌のような中堅都市や山口・新居浜といった地方都市のほうが、なんとなく、気楽で過ごせて、好きです。

しかし、ここ数年の東京という都市の表情は、本当に活気にあふれていると感じます。(名古屋も同様かもしれませんが)

元気をもらい、刺激を受けるためにも、月に数回は、東京に来たいと思っています。

そして、生まれ育った大阪の町を、少しでも、明るく、かっこいい町にしたいなあと思います。(自分に出来ることは、大阪における伴侶動物医療の充実という形で表すことだと信じています。)

そのために多くの仲間の獣医師たちや関係者と頑張っています。

ネオ・ベッツVRセンターのホームページも一度覗いてください。

また、私は、伴侶動物医療の充実に少しでもプラスになると思えることであれば、どんなことでも積極的に参加していきたいと思っています。

今回、東京に来た目的は、麻布大学の太田光明教授が「日本にもアメリカのペットドッグトレーナー協会やペットドッグトレーナー認定団体のような組織を設立(仮称:JAPDT)した。」「今年から本格的に設立に向けて活動していくので、協力してくれ」と頼まれたJAPDT理事会への出席のためです。

JAPDT:NPO法人日本ペットドッグトレーナーズ協会については、今度、機会があれば紹介します。

 

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カテゴリー: その他 2006/04/11

昨日、今年最初の狂犬病予防注射の集合注射で大阪市住吉区の墨江小学校に行きました。あいにく昨日・今日は、雨です。

墨江小学校は、約40年前に私が小学校生活を過ごした学校です。当時とかなり様子は変わっていますが、動物飼育舎や中庭・校舎の配置などはほとんど一緒で何となくうれしく思いました。

動物飼育舎にはウサギや小鳥が元気そうにしていました。

私が在学した当時は、ウサギや小鳥の他にも

七面鳥・ホロホロ鳥・チャボ・アヒルやタヌキなどがいて、

休みの日には当番になってる児童だけでなく多くの児童が協力し合って世話したことや七面鳥がえさ箱に飛びついてくるのと格闘したことなど懐かしく思い出されました。

また、クラスの数人で、講堂の舞台下で「シロ」という犬を隠れて世話をしていて、先生や親にしかられて、結局友人の家に引き取られることになったことなど、結構思い出の詰まった小学校生活でした。

40年たって、しかられたり、いろいろ心配をかけた職員室と保健室の前で狂犬病の予防注射を接種しにくるとは夢にも思っていませんでした。

さて、狂犬病予防注射事業ですが、大阪市から委託を受けて、社団法人で、公益法人である大阪市獣医師会が定期集合注射や病院内注射を行なっています。

まだ、一部の飼い主さんは、大阪市獣医師会に所属する動物病院でも集合注射と同じように狂犬病の予防注射が接種できて、鑑札も済票も発行できることを知らずに、雨の中、ワンちゃんを連れてこられてるかたがいらっしゃいます。

飼い主さんにとって家族の一員であり、社会の一員である大切なワンちゃんが、雨の中ドロドロになって、小学校に来られ、あまり良くないと思われる環境の中での予防注射って本当にいいのか?って、多くの獣医師が悩んでいます。

狂犬病予防集合注射は、「人と動物とのすばらしい共生社会」実現のためには大切な事業のひとつであります。

しかし、接種方法については、地域に応じた改善が必要だと思います。

私の友人が会長をする札幌市の獣医師会では、10年近くかけて、500以上あった屋外注射会場を少しづつ減らし、本年度から屋外での接種を全面廃止し、「獣医師会会員病院内」での狂犬病予防定期注射事業に切り替えました。

以前から、友人は雪解け時期の札幌での屋外注射は不潔な環境になりやすいので、行政・市民・獣医師会が一丸となって改善していってるんだと積極的に改善に取り組んでいました。

大阪市でも、獣医師会内部ではいろいろと改善案が出ていますが、まず、低い接種率(実質50%以下)を少しでも高めるように会員病院でも出来るだけ鑑札・済票の発行して、愛犬家の皆さんができるだけ多く接種する機会を増やし、行政をサポートしています。

土・日・祝でも接種可能な病院があります。大阪市獣医師会のHPあるいは近くの保健センターに問い合わせてください。

少なくとも雨の日や都合が悪くなって接種できなかった飼い主の皆さんは近くの病院で狂犬病の予防注射を受けてください。

 

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